揚げいちじくの赤だし

デザートにすることの多いいちじくですが、精進料理など和食でも用いられています。
練りごまと合わせたり、田楽や〆た魚に巻いたりと、甘みや香りが穏やかなため果実の中でも使いやすい食材です。

まるごと衣で揚げたいちじくを程よい酸味が効いた「長期熟成信州赤味噌」で合わせ、香りの良い「レモン胡椒」で少々の辛味を添えました。油のコクがさらに加わり、デザートとはまた違った味わいです。
いちじくを箸で崩しながら、甘みと塩味、時々酸味を感じる上品に仕立てた赤だしを、この機会にぜひご堪能ください。

揚げいちじくの赤だし

材料

4人分 
 
いちじく...
2個
天ぷら粉...
20g
水(天ぷら粉用)...
30g
揚げ油...
適量
水...
750cc
▪ 酢重だし 基本...
3袋
▪ 長期熟成信州赤味噌...
50g
▪ レモン胡椒...
適宜

作り方

  1. (調理時間:約25分)

    1. 鍋に水と「酢重だし 基本」を入れ、強火で沸騰させてから中火にして3分煮る。
    だし袋は穴開きお玉などを使い、箸で押さえて汁気を切ってから取り出す。

    2. 1に「長期熟成信州赤味噌」を溶き入れる。

    3. ボウルに天ぷら粉と水を入れ、表示どおりに溶いで衣を作っておく。いちじくは洗って水気を取る。

    4. 揚げ油は、いちじくがかぶるくらいの量を180℃に温める。
    (温度の目安は衣を落として底に沈んだ瞬間、すぐに上がってくる状態)

    5. いちじくの軸を持って3の衣にくぐらせ、4に入れて揚げる。転がしながら衣が固まったら取り出して油を切る。(揚げ時間は30秒~1分)

    6. 5の軸を切り落とし、横半分の輪切りにしてお椀に盛る。温めた2をいちじくにかからないように回りから注ぎ、「レモン胡椒」を添える。

    ※ いちじくは大きめの、まだ熟さが足りないものがおすすめです。

    ※ いちじくは揚げすぎると甘くなりすぎるので注意してください。