鮭の胡麻粕汁

冬の行事や炊き出しなどで振舞われることの多い粕汁は、鮭やブリのアラと身に、根菜類、油揚げ、キノコ、ネギなどが使われます。酒粕には豊富な栄養がある他、体を温める効果があるため、地方によっては冬の定番汁物として食卓に上ります。

酒粕は芳醇な香りが特徴ですが、苦手な方も多いようなので、今回は酢重の「胡麻ペースト」を加えて飲みやすい粕汁をご提案いたします。

鮭の胡麻粕汁

材料

4人分 
 
 
生鮭(切り身)...
200g(約2枚)
塩...
2g
大根...
100g
人参...
80g
油揚げ...
1枚
しめじ...
100g(約1/2パック)
長ねぎ...
30g
酒粕...
80g
水...
1,000cc
◾️ 酢重だし 濃口...
4袋
◾️ 白こがね味噌...
75~80g
◾️ 胡麻ペースト...
10g
 

作り方

  1. 1. 鮭は両面に塩を振って30分おき、水気を取って食べやすい大きさに切る。大根、人参は乱切り、しめじは石づきを切り、小房に分ける。長ねぎは斜め切りにする。油揚げは湯通しして冷まし、水気を絞って短冊切りにしておく。

    2. 鍋に水と「酢重だし 濃口」を入れ、強火で沸騰させてから中火にして3分煮る。だし袋は穴開きお玉などを使い、箸で押さえて汁気を切ってから取り出しておく。

    3. ボウルに酒粕を入れ、2を100cc取り、少しずつ加えてよく混ぜる。(後でこすので粒が残っても構いません)

    4. 2を沸騰させ、大根、人参を入れてやわらかくなるまで煮る。

    5. 4に鮭、油揚げ、しめじを入れ、3を味噌こし器または手付きボウルでこしながら加え、中火で5分程煮る。

    6. 5に長ねぎを入れ、「白こがね味噌」、「胡麻ペースト」を溶き入れてさらに3分煮て火を止める。

    ※ 酒粕にはアルコールが含まれています。お子様やアルコールが合わない方、また体調に合わせて量など十分に配慮してください。