芋のこ汁

芋の子とは里芋のことで、汁料理、鍋料理として東北地方をはじめ、各地域の郷土料理として食べられています。味付けは塩、醤油、味噌と、地域や家庭で伝わり方も異なりますが、今回は秋田県で多く使われている食材で、酢重の味噌を使いました。

出汁は使わず、食材の旨味と味噌の風味が引き立つ味わいです。ご家庭にある食材をプラスして、大鍋でたくさん作るのもいいですね。
体を温めたい寒い日など、旬の郷土料理をお楽しみください。

芋のこ汁

使用した商品

材料

4~5人分 
 
里芋...
300g(皮をむいた分量)
塩...
小さじ1
鶏もも肉...
160g
舞茸...
40g
しらたき...
160g
せり...
100g
水...
800cc
◾️ 信州田舎味噌...
60g
一味唐辛子...
適宜

作り方

  1. 1. 里芋は皮をむき、食べやすい大きさに切る。汚れがあれば洗って水気を切っておく。鶏肉は食べやすい大きさに切る。舞茸は小房に分ける。しらたきは熱湯で湯がいてアク抜きし、さっと洗って食べやすい長さに切る。

    2. せりは根っこに泥が付いていたらよく洗い、食べやすい長さに切る。

    3. ボウルに里芋と塩を入れ、塩の粒がなくなるまでよく混ぜ、里芋のぬめりを取る。流水でぬめりを洗い流し、水気を取っておく。

    4. 鍋に水と3を入れ、里芋がやわらかくなるまで煮る。

    5. 4に鶏肉、水気を取ったしらたきを入れ、アクを取りながら中火で鶏肉に火が通るまで煮る。

    6. 5に舞茸を加え、弱火にして「信州田舎味噌」を溶かし入れる。

    7. 6にせりを加え、ひと煮立ちしたらすぐに火を止める。お椀に注ぎ、お好みで一味唐辛子を振る。