沢煮椀(さわにわん)風味噌汁

沢煮椀とは沢山の細切りにした具材を入れた汁もので、保存用に塩漬けにした豚肉を合わせて作られたことが始まりのようです。肉の臭みを抑えるため、最後にこしょうを振るのも沢煮椀の特徴です。
今回は、味噌仕立てにし、味噌と出汁の旨味を存分に引き立てました。ごぼうと絹さやの食感、後引く味わいをお楽しみください。
また、ラーメン、うどんなどの麺類にもよく合う味になっています。その際は小ねぎをかけ、味を引き締めるこしょうを振るのもお忘れなく。

沢煮椀(さわにわん)風味噌汁

使用した商品

材料

4人分 
 
豚肩ロース肉(生姜焼き用)...
60g
ごぼう...
20g
人参...
20g
しいたけ...
20g(約2個分)
長ねぎ...
20g
絹さや...
20g
酒...
小さじ1
水...
900㏄
▪ 酢重だし...
2袋
▪ 吟醸味噌...
64g
こしょう...
適量

作り方

  1. 1. 豚肩ロース肉は長さ2~3等分にし、繊維に沿って5~6mm幅の細切りにする。ごぼうは3cmの長さに切り、2~3mm幅の細切りにし、水にさらしてアク抜きする。人参、長ねぎは3cmの長さに切り、2~3mm幅の細切りにする。しいたけは軸を切り落とし、2~3mm幅の輪切りにしてから2~3mmの細切りにする。軸も同様に細切りにする。絹さやは2~3mm幅の斜め切りにする。

    2. 鍋に水と「酢重だし」を入れ、強火で沸騰させてから中火にして3分煮る。だし袋は穴開きお玉などを使い、箸で押さえて汁気を切ってから取り出しておく。

    3. 2を沸騰させ、酒と豚肩ロース、ごぼうを入れ、アクが出たら取り除く。

    4. 肉に火が通ったら、人参を加える。30秒後に、しいたけ、長ねぎを入れ、火が通ったら絹さやを加えてさっと火を通し、火を止める。

    5. 4に「吟醸味噌」を溶き入れ、器に注ぎ、こしょうを振る。

    ※ 人参は、黄人参とオレンジ人参の2色を各10g使っています。