毎月30日は「味噌の日」です。
三十日が【みそか】と読まれることから、全国味噌工業協同組合連合会が毎月30日を「味噌の日」と定めました。酢重正之商店では、旬の食材を使った味噌汁を毎月30日にご紹介しています。
汗をかきやすい暑い季節になりました。旬の野菜で疲労回復を助ける「茄子とスナップエンドウの味噌汁」をご紹介いたします。
夏野菜は汗をかくことにより、体内から失なわれやすいカリウム、ビタミンCが多く含まれています。茄子の皮にはナスニン(ポルフェノールの一種)、体内でビタミンAとなるβカロテンが多く、目や体の疲労回復、抗酸化作用にも優れ、スナップエンドウもビタミン類、βカロテンを多く含みます。
味噌汁にすることで、味噌に含まれる豊富なたんぱく質が抗酸化作用の高いビタミンAをサポートし、疲労回復を助ける役割をします。
ナスニンとカリウムは水溶性なので、茄子はアク抜きせず、皮ごと料理して食べるといいでしょう。また、最後に添えるみょうがも同じ栄養素が多く、芳香成分で頭をスッキリさせる効果があります。
「信州こがね味噌」は、酢重の食処の多くで味噌汁や味噌料理に使っている万能味噌です。夏野菜の味噌炒め、冷や汁、6~8月が旬のアジのなめろうなど、夏の食卓にもお役立てください。